こんにちは。先日12/1、ラブ・バラードと自然派ワインのフェスタ「Tasty Love」に遊びにきていただいきました皆様ありがとうございました。ご存知の通り今年最後の公演でございました。平日にもかかわらず超満員となり本当に皆様の応援を身に染みて感じるコンサートでした。ロマンティックに、そして、美味しい自然派ワインとラブ・ソングを心ゆくまで愉しむ。平日のアフター、都会の夜を演出するコンサートをたっぷりお届けいたしました(^_^)
2016.12.1 「TASTY LOVE」 セットリスト
1.By The Time This Night Is Over
2.Affection
ー(自然派ワイン紹介 MC.丸山謙二)ー
3.Quiet Storm
4.The First Noel
5.You Are My Lady
6.Just Once
7.Always
8.Nothing’s Gonna Change My Love For You
9.Love of My Life
10.Let It Snow
ー( いいね!な話をシェア )ー
11.Tonight I Cerebrate My Love
12.愛が見えたとき
13.最後の雨
14.Endless Love
ーアンコールー
15.If ever you’re in my arms againVo.川元清史 Pi.武田淳也 Sax.神谷悦子 Ba.馬場井英之 Dr.本間裕 PA.さくら
ワインアドバイザー.丸山謙二 カメラ.中村真奈
開演前までの時間は、自然派ワインアドバイザー丸山謙二さん自ら、時間の許す限りウェルカムシャンパンを、各テーブル、オーディエンスに注いで回り会場を温めます。
バンドメンバーの演奏が始まりショウがスタートしました!
過去のオリジナル曲他、アダルトコンテンポラリーの名曲を次々とお届けします(^_^)
丸山さんがステージに登場! 自然派ワインについてお客様にご説明。そして、この日のために用意し厳選されたおすすめ自然派ワインなどもご紹介。
印象深かったのが、私から「都内で自然派ワインが楽しめるお店は結構ありますか?」の問いに、丸山さんは「まだまだ少ないですね。」と。やはり希少なワインだということが伺えます。この日、テーブルに置かれたワインリストも添えておきましょう。
毎回種類を変えています。どれも本格派の自然派ワイン。ご来場いただいたお客様からは「美味しい!」の声を終演後たくさん頂戴いたしました。
ワインの肴に、皆さんからいただいた「いいね!」な話も盛り上がりました♪ お客様から婚約の発表などもあり、いつものことながらこのコーナーは盛り上がりました★
ショウも後半に入り、新曲「Love of My Life」他、次々と歌い上げました!
今回初登場のサックス・神谷悦子さんとの共演もとてもマッチしていたとの声も多く寄せられました!
最後は恒例のバラのパフォーマンスも行い、その後はオールステンディング、アンコールと続き盛り上がりました(^_^)
キャスト全員でカーテンコール。満員のお客様からの温かい拍手は忘れられません!
終演後はお楽しみのバータイム。サイン会や会場に遊びに来て頂いたファンやお客様との交流の時間が行われました。丸山さんにワインを追加オーダーされるお客様や、この日出逢ったお客様同士のリレーションシップなども行われ、素敵な時間となりました♪
終演後は丸山さんと一緒に、バンドメンバー全員で乾杯しました。ショウの終わりに飲む自然派ワインの味は最高に美味しい(^_^)
自然派ワインとのコラボレーションは3回目だったんですが、とても音楽とマッチしていたと思います。バータイムでは閉店間際ギリギリまでコンサートの余韻を楽しまれるお客様なんかもいらっしゃいました。そして、数多くのアンケートの言葉から見てとるように、今回の公演はファンやお客様からの愛情を肌で感じました。本当に皆様ありがとうございました(^_^)
ここ数年僕が感じるのは、世の中の流れが以前よりも遥かに早くなり、現代の私たちの多くは、今すぐ自分を癒してくれるものを求めるようになりました。誰かと話したければSNSがあるし、ストレス発散したければ一人カラオケというのもあったりもします。先延ばしの楽しみを作ることよりも、“今すぐ”楽しめるものを求める世の中です。すなわち、長く愛されるものよりも、すぐ飽きてもいいから今その瞬間に楽しめるものが現代のメインストリームです。これは2010年代後半をを迎えた現代においては、アクチュアルな問題提起であると言えます。つまり、“今”自分を癒してくれるものを求め簡単になんでもかんでも手に入ってしまう時代、言い換えれば私たちは20年~30年前に比べて「我慢」ができなくなっているということです。我慢ができないというのは人間として危ないぞ!と思ってしまうのです。
コンサートというのは娯楽です。その娯楽はあらかじめ予定された先延ばしの予定で発表されます。そして、僕はその発表より遥か前から計画します。ファンやお客様に、先の娯楽の予約をいただけるということは未来予約であり、先延ばしの楽しみを予約いただき、コンサート当日までの時間まで楽しみを我慢していただくことです。だから僕は、待っていただいたその時間の長さの分だけ簡単に今すぐは手に入らない“希少”であり価値があるもの、そして、コンサート終了後も余韻が続き長く愛していただけるものを届けたいと思います。長い間待った甲斐があったと思っていただけるコンサートを今後も創り続けたいと心から思う。だって、あれだけの笑顔に出逢えるのだから・・・
「またコンサートを楽しみにしています。」
「新曲を楽しみにしています。」
「ずっとこの日を楽しみに待っていました!」
「いつも次は何をやってくれるかいつもワクワクしています!」
こうしたファンの声をリアルに聞けるということは歌手として噛みしめないといけませんし“尊い”ものだと年々痛感します。即効性が良く、今すぐ癒せるものは提供できないけど、この広い東京のど真ん中で僕ができること、はたまた僕にしか出来ないこと、それはコンサートを通じファンの皆様の笑顔から教えられた気がします。2017年もそうした「先の楽しみ。」を一つでも多くお届けできるよう頑張って参りたいと思います!みなさん、また待っていてくださいね!また一回り大きくなって皆様の所へ帰ってまいります!
2017.12.15 川元清史